熊本県内の投資用、事業用物件なら、コスギ不動産のくまもと不動産投資ナビへお任せください。

by コスギ不動産

くまもと不動産投資ナビスタッフコラム郷 健二郎📈金利上昇は「逆風」か「追い風」か? 今こそ見直したい、不動産投資の本当のチャンス

スタッフコラム

2026.01.19

📈金利上昇は「逆風」か「追い風」か? 今こそ見直したい、不動産投資の本当のチャンス

1. 「金利が上がったら不動産投資は終わり」…本当?

ニュースで「金利上昇」が取り上げられるたびに、

  • これから不動産投資を始めても大丈夫か
  • すでにローンを組んでいるけれど大丈夫か

と不安になる方は多いと思います。

ですが、金利上昇=不動産投資の「終わり」ではありません。
むしろ、**本当に価値のある物件だけが残る“選別の始まり”**とも言えます。

大事なのは、「金利が上がるときに、どう動くか」。
ここを理解しておけば、逆風にも見える局面が、むしろチャンスになります。

 


2. 金利が上がると“ライバル”と“売り物件”が変わる

2-1. ふるい落とされる投資家

超低金利のときは、
「銀行が貸してくれるから」という理由だけで、
数字をあまり見ずに購入してしまう人もいました。

金利が上がる局面では、

  • キャッシュフローのシミュレーションをしない
  • 表面利回りだけを見て判断する
  • 空室リスクや修繕費を軽く見ている

こうした投資家は、早い段階で資金繰りが苦しくなります。

一方で、数字とリスクをしっかり見ている投資家にとっては、
ライバルが減り、「良い物件を適正価格で買える」場面が増えていきます。

2-2. 市場に出てくる“物件の質”も変わる

金利負担が重くなると、

  • キャッシュフローが厳しいオーナーが売却に動く
  • 銀行が資金回収を進める

といった動きが出てきます。

すると、それまで市場に出てこなかったような、

  • 駅近
  • 築浅
  • 管理状態が良い

といった比較的条件の良い物件が、「価格見直し」のうえ売りに出されるケースも出てきます。

金利上昇は、「投資家の質」と「物件の質」が入れ替わるタイミングとも言えるのです。

 


3. 金利が上がるときに“強い”不動産投資とは?

ポイントは3つです。

3-1. キャッシュフローの“耐久力”をチェックする

金利が1%上がっただけで赤字になる物件は、そもそもリスクが高めです。

  • 実質利回り(管理費・修繕・空室を加味)
  • 金利が0.5〜1.0%上がった場合の収支
  • 家賃が少し下がった場合のシミュレーション

こうした「もしも」の前提を入れても、黒字を維持できるかどうか。
ここを必ず確認しておきましょう。

3-2. 需要の“底堅い”エリアを選ぶ

金利がどう動いても、自分ではコントロールできません。
ですが、「空室になりにくい場所・物件」を選ぶことは、自分の判断で変えられます。

例えば、

  • 駅徒歩10分圏内(できれば7分以内)
  • 大学・病院・大企業の工場など、安定した雇用・通学需要がある
  • 単身・DINKS・ファミリーなど、ターゲットがはっきりしている

といった条件を意識して選ぶことで、空室リスクを抑えやすくなります。

3-3. 「金利条件」も投資の一部として考える

金利上昇局面では、**「どの金融機関から、どんな条件で借りるか」**がより重要になります。

  • 複数行に同時に相談して条件を比較する
  • 金利だけでなく「期間」「元金据え置き」「保証料」まで含めて総コストで見る
  • 固定・変動・ミックスなど、金利タイプをライフプランに合わせて選ぶ

「言われたまま借りる」のではなく、金融機関をパートナーと捉える姿勢が、投資の安定度を高めます。

 


4. これから始める人が“今”やっておくべき3つの準備

金利上昇のニュースを見ると、「今は様子見で…」と考えがちです。
ただ、何もせず時間が過ぎることが、一番の機会損失になることもあります。

4-1. 自分の「数字」を把握する

  • 毎月どれくらいのマイナスなら耐えられるか
  • いざという時に使える現金はいくらか
  • いつまでにローンを返し終えたいか

これを一度書き出してみることで、
「自分が取ってはいけないリスク」が見えやすくなります。

4-2. 物件を見る前に“数字の読み方”を身につける

  • 表面利回りと実質利回りの違い
  • 融資条件(期間・金利)がキャッシュフローに与える影響
  • 修繕積立・固定資産税・管理費の水準感

こうした基礎を押さえておくと、「利回り◯%」という数字だけに振り回されにくくなります。

4-3. 信頼できるパートナーを見つける

  • 金利動向を踏まえて提案してくれる不動産会社
  • 金融機関との交渉も相談できる担当者
  • 管理・出口戦略まで一緒に考えてくれる専門家

金利が動きやすい時期ほど、こうしたパートナーの存在が効いてきます。

 


5. 金利は選べない。ただし、戦略は選べる

金利そのものは、個人投資家にはコントロールできません。

しかし、

  • どの物件を選ぶか
  • どの金融機関と付き合うか
  • どんな出口戦略を描くか

これらは、すべて自分で決められます。

金利上昇は、「楽な時代の終わり」である一方で、
**「きちんと学び、慎重に選ぶ人が報われる時代の始まり」**でもあります。

不確実性が増すなかで、
安定した賃貸需要とインフレ耐性を持つ不動産は、
これからも資産形成の大きな柱であり続けるはずです。

金利のニュースに振り回されて投資をあきらめるのではなく、
**「今だからこそできる堅実な戦略」**を、一緒に考えていきましょう。

 


参考文献・情報

  • 日本銀行『マイナス金利政策の枠組みとこれまでの効果』
  • 日本銀行『日本の金融経済月報』各号
  • 国土交通省『不動産市場動向マンスリーレポート』
  • 国土交通省『土地総合情報システム』
  • 藻谷浩介『デフレの正体』(角川新書)
  • 牧野知弘『空き家問題』(祥伝社新書)
  • 木村拓也『プロが教える不動産投資の教科書』(日本実業出版社)
  • 石原博光『「仕組み」で儲かる不動産投資の大百科』(ダイヤモンド社)

Instagramはじめました

TOP